大日本プラスチックス株式会社

SecureDocマネージドサービス

大日本プラスチックス株式会社 様

大阪市北区梅田三丁目1番3号 ノースゲートビルディング16階
http://www.daipla.co.jp

万全なセキュリティ管理は仕事の効率を高め
顧客満足度のみならず社員満足度も向上させる

大日本プラスチックス株式会社管理部 経理・システムグループ

1956年の創立以来、プラスチック材料を使った高度な成形技術を駆使して、顧客のニーズに応える製品を開発・提供しつづけている大日本プラスチックス株式会社。同社は、生活資材ならびに土木・産業資材を扱う多岐にわたる分野において、人々の生活をサポートするための「ものづくり」を展開しているだけでなく、地球環境の保全につとめて、低炭素社会づくりにも貢献しています。また、2008年、大手総合プラスチックメーカー・タキロン株式会社のグループ企業となって以降は、グループ同士の協力、強化された販路などを生かして、顧客にとってさらに価値ある製品・サービスの提供を行っています。長年の歴史によって培われた確かな技術を武器に、顧客を強力にサポートする役目を担っている同社にとっては、ITシステムのスムーズな運用・万全なセキュリティ管理を行い、安心して仕事に専念できる環境を整えることは必須。その態勢整備のために、SecureDocマネージドサービスを導入し始めたという同社で、システムを担当している、管理部・森川博之さん、有馬慶太さんにお話を伺いました。

専用サーバの構築・運用は一切不要
初期費用も不要でありながらすぐに導入できる利便性

大日本プラスチックス株式会社管理部 経理・システムグループ 森川 博之さん
大日本プラスチックス株式会社管理部 経理・システムグループ
森川 博之さん

―SecureDocマネージドサービスを利用してみようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

森川:当社では、出張や営業で外出することが多い社員を対象にモバイルPCを配布しているのですが、社外で仕事することに対してセキュリティの安全性を危惧する声が挙がっていたんです。もちろん、何も対策を行っていないわけではなく、セキュリティ保護のためにBIOSパスワードをかけてはいるのですが、システムに精通した人間の手にかかれば外される可能性があることを考えると、それだけでは不十分です。そのため、もっと確実な方法はないだろうかと頭を悩ませていたときに、インテルさんからアンチセフト・テクノロジー(インテルAT)のことを伺いました。万が一、盗難・紛失の被害に遭った際でも遠隔制御でデータ流出を防げるのはまさに我々が求めていた機能であり、強い興味を覚えました。以前vProを搭載したパソコンを導入した際、AMT(アクティブ・マネジメント・テクノロジー:vProを構成する機能のひとつで、電源状態によらずネットワーク上のコンピュータを管理する事ができる)の良さを実感した経験から、ATにも高い期待が持てると思っていました。

大日本プラスチックス株式会社管理部 経理・システムグループ 有馬 慶太さん
大日本プラスチックス株式会社管理部 経理・システムグループ
有馬 慶太さん

―実際にご利用になってみて、期待通りだと思われましたか?

有馬:そうですね。現在は主に管理部で様々なシミュレーションを行っているところなのですが、サービスデスクの担当者の対応も迅速で、これなら仮に盗難等の被害に遭っても、中のデータは守ることができると安心しました。シミュレーションのひとつとして、パソコンのロックをかけた後にパソコンを発見した、という想定でロックの解除をお願いしましたが、解除のたびにワンタイムのコードが発行されるので、不正なアクセスでセキュリティが破られる心配がありません。実際、評価中に一度、発行されたコードを打ち間違えたことがあったのですが、新たに違うコードをはじめから打ち直さなければならなくなり、セキュリティの高さを実感しました。こうしたやりとりを通して感じたことですが、電話一本ですぐに対応してくれるというのはありがたいですね。

”サーバを構築する必要もなく初期費用不要で、
自社のリソースを使わずにすぐに利用できるので
非常に便利だと感じています。”

森川:PC暗号化作業を請け負ってくれる点も魅力だと感じています。こうした面倒な作業を自分たちでやろうとすると丸一日費やすことになりますから、手間が省けて助かっています。また、クラウド型であることにも満足しています。多くの会社が、自社サーバを減らすための策を考えていますが、サーバの削減というのはなかなか難しいものです。その点、こちらのサービスは、サーバを構築する必要もなく初期費用不要で、自社のリソースを使わずにすぐに利用できるので非常に便利だと感じています。

有馬:同様のシステムを自分たちで用意すると、いざとなったときに操作を覚えているかという不安もありますしね。そういった意味でも、実際に問題が発生したときや、分からないことがあったときにすぐに連絡をとれるサービスデスクは頼りになる存在です。

SecureDocマネージドサービス導入で安全面が強化されれば
外出先での仕事の効率がアップする

―ところで、このサービス導入によって安全面が強化されると、外出先での社員の作業内容は変わると予想されますか?

大日本プラスチックス株式会社管理部 経理・システムグループ

有馬:現状、外出先でパソコンを使う際には、メールチェックやウェブサイト閲覧は可能なのですが、社内のファイルサーバーにはアクセスできない仕組みになっているんです。でも、万が一パソコンが盗まれてもデータ流出を防げるという前提ありきなら、社内にいるとき同様、すべてのデータにアクセスできる設定に変更することも検討したいと思っています。そうすれば、社内のデータを開くためにいちいち会社に戻る必要がなくなるので、仕事の効率も上がることが期待できますね。

―SecureDocマネージドサービス導入によってセキュリティが強化されれば、安心していつでもどこでも同じように仕事ができるようになるのですね。

森川:当社の良いところは、ひとりひとりが自らやりたいことを提案すれば、可能な限りやらせてもらえるところだと思っています。システムを担当する私たちも、社員みんなが自由に仕事できるような環境を整えることがとても重要です。そのためにも、全社員のモバイルパソコンに SecureDocを導入することはもちろん考えていますが、弊社だけでなく、このサービスをグループ会社全体で利用することも検討していきたいですね。セキュリティ面も含めたすべてのシステムを共有すれば、運用・管理もさらにスムーズになります。強固なセキュリティのもと安心して仕事することで、社員全員にさらに高い満足感を得てほしいと思っています。

大日本プラスチックス株式会社

1956年創立。精密工業部品、環境資材、土木資材、建築資材、農水産資材、包装資材、生活資材にいたるまでの様々な製品の開発・製造・加工および販売を行う総合プラスチックス加工メーカー。
また、化学機械、器具、装置の設計および販売、それに付随する建設工事の設計等も請け負っている。

利用イメージ

SecureDocマネージドサービス

PCのフルディスク暗号化ソフトウェアであるWinMagic社のSecureDocを利用したマネージドサービスです。

SecureDocマネージドサービス