設定したスケジュールでPCの電源管理(電源ON/シャットダウン)をリモートから実行するソフトウェア
PCの電源をリモートより一括管理することにより、残業削減やPCの運用業務の効率化を実現できます。
また、電源管理するPC台数に依存しないライセンス体系なので、導入・運用コストを大幅に抑えることができます。
設定したスケジュールでPCの電源管理(電源ON/シャットダウン)をリモートから実行するソフトウェア
PCの電源をリモートより一括管理することにより、残業削減やPCの運用業務の効率化を実現できます。
また、電源管理するPC台数に依存しないライセンス体系なので、導入・運用コストを大幅に抑えることができます。
PCの電源管理(電源ON/シャットダウン)を、お客様が設定するスケジュールに沿ってリモートから実行するソフトウェアです。Intel vPro® プラットフォーム搭載PCに含まれるインテル® AMTの電源ON機能を利用することにより、従来のWake On LANでは難しかった別セグメントにあるPCや無線LAN環境下でも電源ONが実現できます。
スケジュールは、グループ毎に日曜日から土曜日まで週単位で設定することができるため、部署や勤務体系に合わせて柔軟に設定することができます。また、祝祭日にグループ全体の電源管理をスキップしたり、残業申請のあったPCの電源管理をスキップしたりすることもできます。手動でグループ一斉またはPC1台単位で電源管理(電源ON/シャットダウン)することも可能です。
従来のWake On LANでは、同一セグメント内にあるPCしか電源ONできない、無線LAN環境では電源ONできない、UDP通信なので確実な電源ONができないといった課題がありました。本製品では、インテル® AMTの電源ON機能を使用することにより、異なるネットワークセグメントでも無線LAN環境でも、確実な電源ONが可能です。
目標とする帰宅時間に合わせてPCをシャットダウンさせることで、残業削減の効果が期待できます。さらに従業員の働く意識が変わることでさらなる業務の効率化や生産性の向上が期待できます。また、PCのセキュリティパッチの適用を夜間に実行するなどPC運用の効率化も期待できます。
電源管理するPC台数に依存しないライセンス体系となっております。本製品をインストールするPCまたはサーバーの台数分の課金となるため、非常に低コストで導入することが可能です。電源管理するPC台数が増えても追加ライセンスの購入は必要ありません。
ホスト名をグループに所属させることでスケジュール管理することができます。並列処理で動作するため、バッチ等で実行するより短時間で実行が可能です。また、シャットダウン専用モードにすることにより、繰り返しシャットダウンが可能となり、時間外労働の削減等の目的で利用できます。
スケジュールによる電源管理だけでなく、手動によるグループ単位・PC単位での電源管理(電源ON/シャットダウン)も可能です。すぐに電源管理したい場合に便利です。
祝祭日やユーザー指定の休日等の出社しない日を指定して、電源管理が実行されないようにスキップ設定が可能です。
グループ単位でシャットダウンさせる場合、終了時の動作として「OSシャットダウン」、「ハイバネーション(休止状態)」、「スリープ」、「インテル® AMTによるシャットダウン」、「何もしない」の5つから選択できます。シャットダウン時に作業中のデータが保存されないといった懸念がある場合は、ハイバネーションやスリープを利用することができます。
指定のCSVファイルに「残業を許可する日付」、「残業を許可するホスト名」、「シャットダウン時刻」を記載しておくことで、条件に一致するPCはスケジュールによるシャットダウンはスキップされます。その後、シャットダウン時刻になるとシャットダウンが実行されます。グループウェア等の残業申請ワークフローから、上記内容をCSVファイルに書き出すように設計いただければ、シャットダウンのスキップ処理が連携できます。
お客様が指定したネットワーク配下にあるインテル® AMT搭載PCを検出し、電源管理対象PCとして本製品に登録することができます。IPアドレス範囲を指定するだけでネットワーク配下にある電源管理可能なPCを検出することができます。※検出対象は、インテル® AMT初期設定済みのPCに限ります。
PCの登録は直観的に操作できる画面となっており、「1.検索するネットワークの指定」、「2.端末情報の確認」、「3.クライアント端末として登録」の3ステップで簡単に登録できます。
管理画面
インテル® AMT搭載PCの検出・登録画面
●ネットワーク要件 | |
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通信ポート | TCP/16992 (インテル® AMTの電源ON/シャットダウンで使用するポート) UDP/623(AMT Discovery Toolでディスカバリー時に使用するポート) RPC(TCP/135、OSのshutdownコマンド発行時に使用するポート) WMI(TCP/445、OSのshutdownコマンド発行時に使用するポート) DNS(UDP/53、ホスト名の名前解決に使用するポート) ※シャットダウンする場合は、インテル® AMTの機能を使うか、OSのshutdownコマンドを使うかで通信要件が変わります。 |
その他通信に関わる動作要件 | Active Directoryによって構成されるドメインのメンバーであること。 ネットワーク設定、コンピュータ名 / ドメイン名の設定が済んでいること。 ネットワーク探索とファイル共有が有効であること。 グループポリシー「リモート管理の例外」が許可されていること。 PIT-PowerController for AMTがドメイン管理者権限で実行可能であること。 有線または無線LANに接続されていること。 ※シャットダウンする場合は、インテル® AMTの機能を使うか、OSのshutdownコマンドを使うかで通信要件が変わります。 ※ワークグループ環境の場合、PCにリモート管理の例外を許可し、アクセス権を変更する必要があります。 |
●PC要件:コンソール端末(電源管理の操作を行うコンピュータ) | |
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対応OS (32ビット版、64ビット版) | Microsoft® Windows® 8.1 / 10 Microsoft® Windows Server® 2012 / 2012 R2 / 2016 |
その他 | .NET Framework 4.5以上がインストールされていること。 |
●PC要件:電源管理端末(電源管理されるコンピュータ) | |
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対応OS (32ビット版、64ビット版) | Microsoft® Windows® 8.1 / 10 |
Intel vPro® プラットフォーム (32ビット版、64ビット版) | インテル® vPro™プロセッサー・ファミリー搭載PC (※インテル® AMTリリース6.0以降 ・ AMT初期設定が済んでいること) AMT初期設定には、PIT-Configurator for AMTをご利用ください。 ACアダプターに接続されている必要があります。 ※電源ONを必要としない場合は、Intel vPro® プラットフォーム搭載PCではなくても動作します。 |
価格 | 500,000円/ライセンス(税抜) ※1コンソールあたりの料金で、クライアント数は無制限です。 |
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残業削減のために、本製品のシャットダウン機能を使用することができます。指定した時刻にPCをシャットダウンさせることで、従業員の帰宅を促します。繰り返しシャットダウンさせたい場合は、グループを複数作成することで30分後や1時間後に再度PCをシャットダウンさせることも可能です。
学校の授業前や病院の診察前にPCの電源を予め入れておくことで、スムーズに授業や診察を開始することができます。また、夜間に電源ONしてOSイメージを配信したり、セキュリティパッチを適用したりすることで、業務時間中の生産性低下を防ぐことができます。
また、企業内で大量のPCを一括で制御したい場合、電源ON/シャットダウンするだけでも多くの時間を要します。本製品を導入することで、素早く電源ON/シャットダウンすることができ、PCの運用業務の効率化が期待できます。
PCの消費電力削減のために、本製品のシャットダウン機能を使用することができます。夜間に電源が入ったままのPCが多くある場合は、シャットダウンすることにより無駄な消費電力の削減が可能です。
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