社会医療法人 高橋病院

PIT-PowerController for AMT

社会医療法人 高橋病院 様

北海道函館市元町32番18号
http://takahashi-group.jp/

パソコンの電力削減効果を実証実験にて確認
環境に配慮した医療とICTの可能性を追求

社会医療法人 高橋病院

1894年の開業以来、函館市で地域医療に取り組んできた高橋病院。同市は、道内でも高齢化率が高いとされる地域であるため、リハビリテーションを核とした医療、介護、福祉の需要が年々増加。そのニーズにいち早く対応した同病院は、市内で初めて回復期リハビリテーション病棟を開設し、急性期病院との連携をはかってきたことで知られています。その過程で、NECが提供する地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」を導入。各医療施設をインターネット回線で接続し、それぞれの施設が保有している診察情報を共有することで、患者の症状や診察状況に対する理解を深め、より質の高い医療を提供する方法を追求してきました。そして2011年、同病院は新たに PIT-PowerController for AMTを導入することを決定。ICTを駆使した医療の提供において、いまやパイオニア的存在となった同病院にとって、このソフトウェアを導入することにはどんなメリットがあったのでしょうか? 法人情報システム室で室長を務められている滝沢礼子さんにお話を伺いました。

年間で 1/3 の電力削減に成功
具体的な数値を目の当たりにして、職員の節電意識も向上

社会医療法人 高橋病院
法人情報システム室 室長 滝沢 礼子さん
社会医療法人 高橋病院
法人情報システム室 室長
滝沢 礼子さん

―ID-Link活用の先駆者として知られている高橋病院には、IT企業各社が見学にいらっしゃることもあるそうですね。

そうですね。毎月、全国の医療機関や企業の方が、システムを導入した病院の生の声を聴きたいということで訪ねてくださっています。そのたびに、ICTと医療が今後どのように関わっていくことが理想的であるかについて、お互い情報・意見交換しているのですが、そうしたやりとりの中で、インテルの社員さんから、NECキャピタルソリューションが業務効率化に役立つ製品を開発されたとのお話を伺い、興味を持ちました。

―どういった点を魅力に感じたのですか?

第一に、ソフトウェアインストールが節電につながるということです。お話を伺った時期が震災直後で、エコに対する意識が高まっていたことも理由のひとつですが、一企業として地域や日本に貢献するためには何をすればいいのだろう?ということを常に考えていた当法人にとっては、まさに打ってつけの製品であると直感しました。そこで、インテルの方にNECキャピタルソリューションの担当者をご紹介いただき、まずは実証実験に協力させていただくことになりました。その後、早速、作業担当者が PIT-PowerController for AMTをインストールしてくださったところで実験がスタート。「電源管理していない2009年頃のデスクトップPC」「電源管理していない最新デスクトップPC」「電源管理している最新デスクトップPC」「電源管理している最新ノートPC」の4種類のパソコンを院内に設置の上、それぞれに消費電力測定機をつけて通常通り使用して、消費電力に差が出るかを検証しました。すると、年間で1/3もの電力を削減できるという結果が出たんです。

―その結果を受けて、院内からはどういった声があがりましたか?

総務管理に携わっている職員はとりわけ高い関心を寄せていました。こういった具体的な数値で効果を証明できると、今後、法人全体のシステム方針を決定していく際にも、経営サイドに「これだけ確実な効果が出る製品だからぜひ導入させてほしい」というアピールができるのがうれしいですね。毎月開いているコスト管理委員会でも、電力量のほか水力量などの推移も報告して、使用量が増加したものに関してはその原因を究明するようにしているのですが、これだけ大きく数字が変化したことで、今までいかに無駄な電力を消費していたかを痛感しました。この数字を確認できたことで、職員ひとりひとりのエコ意識も高まったと思います。

年間で1/3もの電力削減を実証した実験結果

社会医療法人 高橋病院
の電力削減を実証した実験結果グラフ

2009年のデスクトップPCと比較し、
管理された最新デスクトップPCでは最大63%使用電力を削減

面倒な作業は一切不要
インストール後も手をかける必要がなくストレスフリー

社会医療法人 高橋病院
法人情報システム室 室長 滝沢 礼子さん

―消費電力削減以外にも、インストール導入で得られた効果はありましたか?

業務開始時にはパソコンが立ち上がっているので、起動処理を待つ時間がなくなりました。また、電源をいれてから立ち上げまでに時間がかかることは、少なからず担当職員のストレスになっていたと思うのですが、ソフト導入後はそうした負担が皆無になりました。それともうひとつこのソフトウェアのすばらしい点は、インストール後に一度設定すれば、設定時刻を変更しない限り、その後は何もする必要がないことです。どんな業種においてもそうだと思うのですが、通常、新しいシステムを業務に組み込んだら、それを自然に使いこなせるようになるまでにはある程度の時間を要するものです。つまり、技術や手順が身につくまでの間、おのずとそこに携わっている人間に負荷がかかるということになります。そうなると、これまでスムーズに行えていた業務に支障が出る可能性も出てきますが、そうした状況はなるべく避けたいもの。だからこそ、当法人で新しいシステムを導入する際は、「導入したことを意識することなく、通常通り業務に集中できる製品であるか」ということを重視するのですが、PIT-PowerController for AMT はこの条件をなんなくクリアしてくれました。

―理想的な製品に出合えたことで、今後患者に提供できる医療の可能性もますます広がりそうですね。

そうですね。今後さらに高齢化が進むことが予測される中、誰もが安心して医療・介護を受けられる世の中を作っていくためにICTは不可欠なものです。地域の人が毎日を笑顔で過ごせるよう、医療ICTの態勢を整えることは、私たち現場で働く人間の使命。これからも、ICTの力を借りながら、人と人との血の通った医療・介護を提供し続けていきます。

社会医療法人 高橋病院

「地域住民に愛され、信頼される病院であること」を理念として掲げ、医療・介護・福祉を総合的に提供している。誰もが安心して医療を受けられるよう、IT化にも積極的に取り組んでいることが評価され、平成20年度、21年度には経済産業省中小企業IT経営力大賞「IT経営実践認定組織」に選出。地域完結型の医療体制構築を目指し、常に邁進し続けている。

利用イメージ

PIT-PowerController for AMT

インテル®AMT(インテル®アクティブ・マネジメント・テクノロジー)を活用したPC電源管理ソフトウェア
リモートでのPC電源管理で、管理者の負担軽減と省電力を実現

PIT-PowerController for AMT